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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(映画)

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X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(X-Men: First Class)は、2011年公開のマシュー・ヴォーン監督、共同脚本によるアメリカ合衆国スーパーヒーロー映画である。マーベル・コミック同名のキャラクターを描いた映画『X-メン』シリーズの5作目であり、1-3作目の前日譚である。北米での公開日は2011年6月3日である。

物語は1962年のキューバ危機を背景とし、後のプロフェッサーXとマグニートーが決別する過程が描かれる。

ストーリー 編集

1944年。ナチス・ドイツ占領下のポーランド強制収容所で科学者のシュミット博士は両親と引き離されたユダヤ人の少年・エリック・レーンシャーが鉄門を捻じ曲げるのを目撃する。シュミットはエリックの能力を引き出すために母親をわざと彼の目の前で殺害し、エリックは怒りと痛み、そして深い悲しみによってより強い能力に目覚めた。 同じ頃、ニューヨーク州ウエストチェスター郡ではある裕福な家庭に育つ少年チャールズ・エグゼビアは、彼の暮らす屋敷に偶然忍び込んだ異質な青い肌と変身能力を持つ少女レイヴン・ダークホルムと遭遇する。チャールズは自分と同じ存在に出会えたことに喜び、彼女を家族として迎え入れた。

18年後の1962年。成人したエリックはシュミットに復讐する為元ナチスの人間を次々と襲撃し、シュミットの消息を追い続けていた。一方チャールズはイギリスでレイブンと共に暮らし、オックスフォード大学で突然変異・ミュータントに関する研究をしていた。 その頃、ラスベガスでは、CIAエージェントのモイラ・マクダガートが米軍大佐のヘンドリーを追跡し、セバスチャン・ショウを中心とする異質な力を使う集団『ヘルファイア・クラブ』の暗躍を突き止める。 モイラはミュータントの専門家に意見を求めるためイギリスへと渡り、チャールズに接触する。モイラの記憶を読んだチャールズは危険なミュータントの集団の存在を知り、彼女への協力を約束した。チャールズたちはCIA本部に行き、ヘルファイアクラブの持つ力の危険性を説明し協力を申し出るが、長官をはじめ幹部はそれを信じようとしない。仕方なくチャールズ達は彼らの目の前で自分の能力を発動させたが、その異質な能力を目の当たりにしても長官らはチャールズ達の協力を拒否しようとした。しかし、一人の黒服のCIA幹部が支援者として名乗りを挙げる。そしてチャールズはCIAの極秘研究施設「デヴィジョンX」に迎えられた。そこにはミュータントである事を隠している若い科学者ハンク・マッコイが所属していた。 そして、チャールズがCIAと共にヘルファイア・クラブの逮捕のために彼らのクルーザーを追った夜、時を同じくしてショウと名を変えたシュミットの居場所を突き止めたエリックもクルーザーを襲撃し、ついに若き二人のミュータントが運命の出会いを果たす。 チャールズはショウの野望を食い止めるために、ハンクが作ったテレパシー増幅装置「セレブロ」(スペイン語で「脳」の意味)を使って各地のミュータントを探索し、仲間になるよう個別に説得を始める。彼とエリックは、ストリッパーのエンジェル・サルバドーレ、タクシードライバーのアーマンド・ムニョス(ダーウィン)、刑務所に収容されていたアレックス・サマーズ(ハヴォック)、そしてショーン・キャシディ(バンシー)の勧誘に成功した。 チャールズとエリックがソ連の将軍宅を訪れたエマを捕えている隙に、アザゼル、リップタイト、ショウの3名はディヴィジョンXを襲撃して若いミュータントたちをヘルファイア・クラブに勧誘する。エンジェルはヘルファイア・クラブへと寝返り、そしてダーウィンはショウに殺されてしまった。ショウ打倒の為、残ったミュータントたちはチャールズの自宅で能力をコントロールし使いこなすための特訓を開始する。またハンクは防護ユニフォームとステルス・ジェット機の開発を進めた。

一方モスクワでは、ショウが核ミサイルをキューバに運ぶようソ連の将軍を脅迫していた。やがてキューバ危機を迎えると、ジョン・F・ケネディ大統領はソ連の貨物船が核弾頭ミサイルをキューバに移すのを防ぐために封鎖網を敷いた。チャールズのテレパシーを防ぐヘルメットをかぶったショウは、ミサイルの移動を確実なものにするためにソ連の船隊に同伴する。彼の目的は第三次世界大戦を引き起こし、それをきっかけにミュータントが支配する世界を築くことだった。

キャスト 編集

※()は劇場公開版の日本語吹替キャスト

カメオ出演

他にテイラー・ロートナーの出演が企画されていたが、実現しなかった。

製作 編集

企画 編集

X-MEN: ファイナル ディシジョン』の公開前である2006年4月、脚本家のザック・ペンがスピンオフを監督する為に雇われていたことが明らかとなった。2007年、ペンは若いX-メンを描いたスピンオフのアイデアがあることを説明した。ペンはコミックシリーズ『X-メン: ファーストクラス』と考えを比較し、そしてジョッシュ・シュワルツが2008年5月には脚本を書いていた。シュワルツが『X-メン: ファーストクラス』を監督する可能性もあったが、しかし、フォックス側は2009年10月に『X-メン』と『X-MEN2』の監督のブライアン・シンガーに接近した。元々の考えでは『X-メン オリジンズ: マグニートー』が成功した場合に映画化許可が下りる予定だったが、結局シンガーはマグニートーのスピンオフの要素を加え、ジェイミー・モスによる新しいスクリプトに合併された。モスに加え、アシュリー・ミラーとザック・ステンツがリライトの為に雇われた。ミラーはシンガーが監督した2作品と比較した。2010年3月にシンガーはJack the Giant Killerの映画化の為に監督を降板し、製作者に留まることが決まった。2010年5月にマシュー・ヴォーンがシンガーの後任に決まった。同時にフォックスは2011年6月3日に公開すると発表し、リライトの為にジェーン・ゴールドマンが雇われた。ヴォーンは2009年の『スター・トレック』に倣い、新鮮で若いキャストを使った新シリーズを目指した。ミュータントたちが心理的世界で戦う際に部屋の中をスピンするシーンが脚本にあったが、2010年7月に『インセプション』が公開されるとそれは削除された。1960年代のX-メンの設定はジェームズ・ボンド映画の影響を受け、また、キャラクターは国際感を増している。

撮影 編集

主要撮影は2010年8月31日にオックスフォードで始まり、オックスフォード大学でも行われた。撮影は後にパインウッド・スタジオに移り、さらにその後はノースカロライナ州ルイジアナ州ウェスト・ミシガンも検討された。プロデューサーがGoogle Earthで位置を見直した際、ジキル島付近の海がタイビー島より青く感じた為、ジキル島が選ばれた。また、ロシアで追加撮影が行われた。

サウンドトラック 編集

イングランドのテイク・ザットが本作の公式曲「ラヴ・ラヴ」を提供し、エンドクレジットで使われる。2011年5月11日に発売された[2]

評価 編集

興行収入 編集

北米では3641館で封切られ、公開初週末に5510万1604ドルを稼いだ。

批評家の反応 編集

2011年6月19日時点で、Rotten Tomatoesでは219のレビュー中87%が支持して「フレッシュ」となっており、平均点は10点満点で7.4点を獲得した。また、Metacriticでは、37のレビューで100点満点中65点となっている。

続編 編集

フォックス側は本作を新3部作の1作目とする構想である。プロデューサーであるドナーは、映画『ハリー・ポッター』シリーズより暗く、より熟したフランチャイズ計画を考えている。マシュー・ヴォーン監督は続編について、「『ファースト・ジェネレーション』は『バットマン ビギンズ』に近く、キャラクターを紹介し、それを知る楽しみがあるが、それには時間がかかる。しかし、2作目はすぐに入り込んで、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせる。それが『ビギンズ』と『ダークナイト』の間の主な違いだ。」と語った。またヴォーンは、続編で車椅子に乗ったエグゼビアの代わりにマグニートーと直接戦う新たなキャラクターがひとり登場するだろうと語った。

参考文献 編集


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