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X-MEN: ファイナル ディシジョン』(エックスメン ファイナルディシジョン、原題: X-Men: The Last Stand)は、2006年に公開されたアメリカ映画マーベル・コミックアメコミX-メン』の映画化第3作で、同シリーズ最終作となる。

前2作を監督したブライアン・シンガーが『スーパーマン リターンズ』の監督に専念の為に制作途中で降りたため、ブレット・ラトナーが監督に起用された。

アメリカでは2006年5月26日に公開され、週末興行成績で初登場1位になった。日本では同年9月9日に日比谷スカラ座系列ほかで公開され、全国週末興行成績で初登場から2週連続で1位となった。

本作公開中に20世紀フォックスが、スピンオフ作品の企画があることを発表。

日本では2007年1月にDVDBlu-ray Disc版を発売。Blu-rayは片面1層で本編のみを収録していたが、その後2009年8月に『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』の劇場公開に伴い、映像特典の追加や片面2層化などの新仕様でBlu-rayが再発売された。

ストーリー 編集

時は20年前。ジーン・グレイは、プロフェッサーXに底知れない能力を見出され、それを操るべく「恵まれし者の学園」に彼女の居場所を与えた。

その10年後、とある大企業の社長の息子が思春期を迎え、背中に翼が生え始めた。社長、ワージントンは、息子を「普通の人間」に戻そうと、ある計画をスタートさせた。翼の生えた息子を持つワージントンが作り上げた、ミュータント治療薬、「キュア(cure=治療薬)」。そしてキュア開発の源となった、ミュータントの少年、リーチ。ミュータントであることは"病気"なのか。ミュータント達の蟠りと、マグニートーの作為が、人類とミュータントの戦争を起こそうとしていた。

興行 編集

2006年5月22日第59回カンヌ国際映画祭にて特別招待作品としてプレミア上映された。その後、5月23日から5月26日にかけて殆どの国で世界同時公開となった。

アメリカでは2006年5月26日に3690館で公開され、週末興行成績で初登場1位になり、トップ10内には5週間いた。

アメリカ国内での興行収入は2億3千万ドルを超え、アメリカでの2006年公開作品中4位である。

スタッフ 編集

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ版
チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)パトリック・スチュワート大木民夫麦人
エリック・マグナス・レーンシャー(マグニートー)イアン・マッケラン有川博家弓家正
ローガン(ウルヴァリンヒュー・ジャックマン山路和弘磯部勉
オロロ・マンロー(ストームハル・ベリー本田貴子深見梨加
ジーン・グレイ(フェニックス)ファムケ・ヤンセン日野由利加勝生真沙子
スコット・サマーズ(サイクロップス)ジェームズ・マースデン檀臣幸中原茂
ヘンリー“ハンク”・マッコイ(ビーストケルシー・グラマー有本欽隆壤晴彦
ボビー・ドレイク(アイスマンショーン・アシュモア私市淳遊佐浩二
キティ・プライド(シャドウキャット)エレン・ペイジ立花かおる坂本真綾
マリー・ダンキャント(ローグ)アンナ・パキン小島幸子樋浦茜子
ピーター・ラスプーチン(コロッサス)ダニエル・クドモア加藤亮夫船木真人
ウォーレン・ワージントン三世(エンジェル)ベン・フォスター川田紳司
ウォーレン・ワージントン卿マイケル・マーフィー村松康雄小川真司
レイヴン・ダークホルム(ミスティーク)レベッカ・ローミン幸田直子金野恵子
ジョン・アラーダイス(パイロ)アーロン・スタンフォード浪川大輔川島得愛
ケイン・マルコ(ジャガーノート)ヴィニー・ジョーンズ木村雅史乃村健次
ジェイミー・マドロックス(マルチプルマン)エリック・デイン河相智哉?
カリストダニア・ラミレス小松由佳石塚理恵
アークライトオマイラ・モタ
キッド・オメガケン・レオン伊藤健太郎
サイロックメイ・メランコン
ジミー(リーチ)キャメロン・ブライト?津村まこと
大統領ジョセフ・ソマー納谷六朗
トラスク局長ビル・デューク石住昭彦松本大
エレイン・グレイ(ジーンの母)デジリー・ズロウスキ
ジョン・グレイ(ジーンの父)エイドリアン・ハフ
ジーン・グレイ(少女時代)ハーレイ・ラム?坂本真綾
Dr.モイラ・マクタガート (ほぼカメオ出演)オリヴィア・ウィリアムズ紗ゆり
Dr.カヴィタ・ラオショーレ・アグダシュルー
カメオ出演
芝生に水をまく人スタン・リー
芝刈り機を持った人クリス・クレアモント

その他 編集

  • 前2作の監督ブライアン・シンガーは、監督がなかなか決まらなかった映画『スーパーマン リターンズ』(ワーナー・ブラザーズDCコミック)の監督を引き受けた。このため、本作(20世紀フォックスマーベル・コミック)を制作途中で降板した。また、サイクロップス役のジェームズ・マースデンを『スーパーマン リターンズ』に引き連れていく形で出演させたため、スケジュール調整がつかず、X-MENのリーダーであるはずのサイクロップスの登場シーンが大幅に減り、映画のストーリーにも大きな影響を与えた。
  • 前2作の監督ブライアン・シンガーによる映画『スーパーマン リターンズ』と本作とは、公開時期が重なった。アメリカでは本作公開1カ月後の6月28日に公開され、日本では本作公開1カ月前の8月19日に公開された。
  • シガニー・ウィーバーに対して、エマ・フロスト(ホワイト・クイーン)役での出演交渉が行われた。しかし、ブライアン・シンガーが監督を降り、ストーリーが変更されたため、出演は実現しなかった。また、エマ・フロスト(ホワイト・クイーン)は今作に登場しなくなった。
  • X-MEN:ファイナル ディシジョン の冒頭では、20年前のパトリック・スチュワート、イアン・マッケランの出演シーンで、ローラVFXが開発したデジタルで20歳若返るテクノロジーが用いられた。

関連項目 編集


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