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ロキ・ラウフェイソン(イコル)(アース616)

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経歴編集

「他人から押し付けられる期待、そういう重力はいつだってある。だが……鳥だって重力に引っ張られてる。軽業師も、ダンサーも。それでもどっちみち、飛び込んで、急降下して、落ちていくんだ。宙返りしたり、ワイヤーの上を歩いたりなんかの……トリックを決めるために。いや、邪悪なのはもうごめんだな。今は、悪戯だ。それだって足さえあるんなら、やっていけるさ」

--ロキ(LOKI: Agent of Asgard(2014) #17)

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アスガルドの包囲攻撃中、ヴォイドの手にかかったトリックスター(悪戯の神)ロキの死は、自らを縛り続ける運命の鎖から解放されるために企てられた陰謀であった。死の国(ヘル)の女王ヘラと取引し、自らの名前を死者の国の名簿から除き去ったロキはただ死ぬのではなく、忌まわしき過去という重荷から解放されたまったく新たな少年のロキへと生まれ変わった。それがキッド・ロキである。

Journey into Mystery ― イコル ― 編集

過去の記憶をすべて失い、「セリュール」という名の孤児としてフランスのパリでソーに保護されたキッド・ロキは、ソーの力で神としての自分を思い出すも、やはり記憶は戻らず魔術もまったく使えない状態でアスガルドに招かれた。しかしアスガルドの人々は、それがどんなに無害な少年であろうと「ロキ」と名乗る存在を信用するはずもなかった。ロキを転生させた張本人であるソーでさえ、まだ幼い少年である弟を完全に信頼しきることができずにいたのだから。

新たな「故郷」でさえ居場所のないキッド・ロキは、宮殿の片隅のみすぼらしい部屋にこもって、書物を読み返し探求を始める。そもそも、過去のロキは何故自らを犠牲にして死んだのか。その真意を探っていくうちに、不意にキッド・ロキは本の中に魔法で隠されていた秘密の間に転送され、年老いた過去のロキの残響(エコー)を名乗る霊と出会う。霊は彼に、かつてのロキが望んでいたのは、白紙の状態から自由な未来を選ぶことのできる新たなスタートを切ることだったと明かし、襲い来る様々な困難からキッド・ロキが九つの王国を守る手助けをするという。それは「自らの遊び場を失ったトリックスターに価値はないから」という理由からだった。キッド・ロキは、そんなかつての自分の残響の霊をカササギの姿に変えて「イコル (Ikol)」(ロキの綴りを反対から読むとイコル)と名付け、生涯自分の手下であり、反面教師であるようにと定めるのだった。

あらためて、邪神と忌み嫌われたかつての自分のようには決してならないと決意したキッド・ロキは、ソーや周囲の人々からの信頼と好意を獲得するため数々の冒険を繰り広げる。彼は、星をそのエネルギーごと食い尽くす巨人ギャラクタスがアスガルドへ戦争を仕掛けるのを諦めさせるため、ギャラクタスが狙う星の心臓を隠し、封印されていたオーディンの邪悪な兄サーペント(カル)との戦いでは、陰からミッドガルドを救う手助けをした。また、誰もが死んだソーを忘れて偽物をソーだと思い込まされた時には、彼を覚えている唯一の存在となることでソーが死の世界から戻ってくるための重要な役割を果たす。正義の心を持った半悪魔のダイモン・ヘルストームと共闘した時には「フィアー・ロード(地獄の恐怖の君主たち)」の一角ナイトメアに立ち向かって悪夢に苦しむ人々を救い、また時にはマンチェスターの神々の戦いにも加勢した。炎の巨人サーターが現れた際には、ソーや、ヘラの召使でありキッド・ロキの親友でもあるリアの命をその魔の手から救いさえした。しかし、その冒険をいつも傍らで見守り口を挟むイコルは、転生した自身であるキッド・ロキのそうした善良な性格や、彼が(過去のロキのあり方に縛られない)新しい彼自身になろうとする意志を快くは思っていないようだった。

半悪魔ダイモンと共闘しフィアー・ロードのナイトメアと戦った際、キッド・ロキはサーペントとの戦いが人々に残した「フィアー・クロット(恐怖の塊)」を人々の悪夢から収集していたナイトメアに取引を持ちかけ、これ以上罪のない人々を悪夢によって脅かさないかわりに、自らの悪夢から生まれた莫大な量のフィアー・クロットを与える。ナイトメアはロキのフィアー・クロットから「フィアー・クラウン」と名付けた王冠を作り、自分以外の全てのフィアー・ロード達を支配する力を得ようとする。しかし、キッド・ロキはあらかじめ他のフィアー・ロードに警告を送ってナイトメアを襲撃させ、最終的には彼ら全員がフィアー・クラウンを奪い合う終わりのない争いに囚われるよう仕向けたのだった。

そして、サーターを倒す手助けをしたことで、全宇宙を破滅から救ったキッド・ロキは、ついに命懸けで戦い求め続けた兄ソーからの信頼を手に入れる。しかし、勝利の時は長くは続かなかった。キッド・ロキがサーターを倒す手助けをする間、過去のロキによる二つ目の計画が動き出していたのだ。イコルの暗躍によって、フィアー・クラウンの存在を知らされた地獄の公主メフィストは、フィアー・ロードを全て倒すと、新たに手に入れたその力を使って自らが次のサタン(地獄の王)となり、地獄を地球へと解き放つ計画を企てる。イコルの不在に気付いたキッド・ロキは、秘密の間に戻って過去の自身であるイコル(ロキ)と真っ向から対峙する。そこで彼は、これまでずっと側にいたイコルという小鳥は、彼の頭の中だけに存在する幻覚だったことと、メフィストの企てている計画のすべてを明かされるのだった。

メフィストがサタンの座に就くまであと数時間しかない。イコルはそこで、キッド・ロキにフィアー・クラウンを破壊する唯一の方法を告げる。フィアー・クラウンを作ったフィアー・クロットは、もともとキッド・ロキの意識から作りだされたものだ。もしもキッド・ロキの意識が破壊されれば、クラウンも同様に崩壊する。キッド・ロキに残されているのは、イコルに自分の意識を上書きされ、肉体を明け渡し、自分が得た信頼も好意も横取りされるというあまりにも残酷な結末だけだった。彼はずっと、過去のロキの陰謀の術中で踊らされていたに過ぎなかったのだ。彼はイコルにこの策略の真意を尋ねた。かつてのロキの残響は答える。ロキは変わることを切望している。子どもの自分ではなく、ただ自らが変わることだけを――と。

最期の時までに、三人の相手とわずかな会話を交わしていいという猶予を得たキッド・ロキは、まず死者の国へ赴き、かつて世話になったヘラのヴァルキリーに挨拶をし、ヘラの玉座へ向かう。そこで待ち構えていた親友リアには声をかけず、ヘラに頼んで彼女を遠い遥かな過去の世界へ強制的に送り込む。そして、最後にアスガルドの宮殿に戻ってソーを二人きりの場所に呼び出し、最愛の兄に、もしも自分が邪悪な存在になった時は躊躇わずに始末することを約束してほしいと願う。だが、すっかり弟を信頼しきっているソーにはその意味が分かるはずもなく、ソーは「決してそんなことはしない。私は決してお前を諦めない」と告げ、涙を流す小さな弟をしっかりと抱きしめるのだった。

自らの運命に殉じる直前、キッド・ロキはイコルをゲームの敗者だと嘲る。その言葉は、キッド・ロキがすでに自らの運命に打ち勝って、新しい自分に生まれ変わることができたということをイコルに思い知らせた。そして同時に、この先イコルがいくら変わることを望んだとしても、彼はすでにこの利己的な計略を実行したことによって、その機会を永遠に失ったのだとも。イコルの意識に体を乗っ取られる寸前、キッド・ロキは毅然と「僕の勝ちだ」と宣言する。キッド・ロキの意識が消滅し、今やロキと成り代わったイコルは、幼い自分自身を殺した罪の重さを突きつけられ、打ちのめされながら「最低だ。自分も、周りも、何もかも、みんな最低だ」と呟くのだった。

Young Avengers 編集

Agent of Asgard 編集

ロキは嘘の神であり、ソーの邪悪な弟であり、ヴィランである。ロキがロキである限り、ロキは退治される悪であり、最後には必ず敗北する。しかし、ロキはロキ以外の何者にもなることはできない。永遠に負け続け、人々から蔑まれるという自らの運命に、ロキは知らず知らずの内に囚われていた。まるで呪われた運命の炎に身を焼かれ、死ぬまで永遠に燃え続けるかのように。そうして、彼は死んだ。自らの運命から抜け出す最後の賭けに出るために。新しく生まれ変わった幼い少年のロキを犠牲にして、ロキは自分の運命を自ら選び取る権利を手に入れた。しかし、罪悪感が消えることはなかった。あの日自分にその体と人生を横取りされた少年は、ロキの中で罪の意識となって亡霊のようにどこまでも付き纏い、決して許される事のない咎を糾弾し続け、あの日の後悔の慟哭はロキの脳裏に焼き付いて離れないのだった。

ヤング・アベンジャーズの元を去ったロキは、生まれ変わったアスガルド(アスガーディア)の統治者である三女神「オール・マザーズ」のエージェントとして働くため、ニューヨークのアパートで一人暮らしを始める。彼は与えられたミッションを成功させる見返りに、一つのミッションに対して一つだけ、「ロキ」が過去にアスガルドで犯した罪の記録を消してもらうことができた。そのミッションの一つとして、オール・マザーズはロキに、地球を自由に放浪している数々のアスガルド人達をアスガーディアに連れ戻すことを命じる。その中には遥か古代にアスガルドを去った英雄シグルドや、前回のラグナロクを生き延びたことでアスガルドに縛られなくなったエンチャントレス(アモラ)の妹ローレライも含まれていた。各地で窃盗を働くローレライはともかく、シグルドには送還されるような謂れが何もないことを知ったロキは、ソーやローレライ、そして新しい友人のヴェリティ・ウィリスと協力し、シグルドをアスガーディアから逃がす計画を企てる。

一度はシグルドをアスガーディアに引き渡すフリをしてオール・マザーズの目を欺いたロキは、メンバー全員の能力を巧みに割り振り、シグルドをアスガーディアの地下牢から無事脱出させることに成功した。脱出劇の後、ロキはその場に一人残り、オール・マザーズが自分に何かを隠しているのではないかと探索を続ける。そして入念に隠された扉を見つけた彼は、その先でこれまでロキが関わった事件の裏で歴史を意のままに改変し暗躍していた、転生する前の過去の自分と同じしわがれた老人姿のロキと出会ってしまう。

そちらのロキ曰く、自分は死んだ過去の「ロキ」ではなく、未来からやって来た今のロキ本人だという。自らを「キング・ロキ」と称する彼は、オール・マザーズの協力によって、ロキとアスガーディアの未来が変わってしまうのを防ぐために来たのだとも。その未来とは、ロキがヴィランに逆戻りする未来であり、ソーが王として国を治め、ロキはソーとアスガルドの宿敵として在り続けることでむしろ均衡が保たれ、アスガルドにはもう二度とラグナロクや数多の危機によって脅かされることのない、恒久的平和が続くというものだった。地下牢に現れたオール・マザーズはキング・ロキの言葉を認め、ロキ一人が悪人であり続けることで他の全ての人々の平和が約束されるならば、それは運命の鎖ではなく奇跡だと告げる。彼女達は初めからロキが善人に変わることなど望んでおらず、むしろアスガルド全体のために、もう一度彼が悪人としての運命に縛りつけられることを望んでいたのだ。あまりの事実に打ちのめされたロキは、その場でエージェントの任を降りると告げ、失意のままアパートに帰り着く。しかし、鏡の中の幻覚として現れ彼を嘲笑するキング・ロキの言葉は、これがすべてのはじまりに過ぎないことを示唆していた。

ORIGINAL SIN 編集

オール・マザーズに対する失望とキング・ロキが語る不吉な未来に思い悩む暇もなく、ロキはソーに誘われて、遥か昔ソーが生まれる以前に殺されたはずのソーの実の姉がいるという未知の国「ヘブン」に赴く。

ヘブンはかつて九つの王国に連なる十番目の王国だったが、オーディンと交わした契約の決裂によってアスガルドとの熾烈な戦争が勃発した。アスガルド側は、生まれたばかりのオーディンとフレイヤの最初の娘が犠牲となりながら辛くも勝利し、以来ヘブンは九つの王国から切り離され、封印され、存在自体が記録から抹消されていた。そんな経緯を知らずにヘブンに乗り込んだソーとロキは、怨敵としてヘブンの住人である「天使」たちの襲撃に遭う。多勢にも押し負けず奮闘するソーだったが、事態を監視していたキング・ロキの策略で、突如そこに外宇宙に迷い込んでいた「狩人の長」アンジェラが送り込まれ、ソーを力で圧倒してしまう。実はこのアンジェラこそ、死んだと思われていたオーディンの娘「アルドリフ」が密かに生かされ、自分を翼を持たない天使だと思いこんだまま成長した姿だったのだ。

一方、ロキは天使の女王と取引を交わし、女性化(ヘブンは女性主権社会であるため)し天使側に寝返った「戦略の長」として捕らわれたソーの前に現れる。ロキはそのまま天使の軍団を扇動し、今こそアスガルドに復讐を遂げる時と軍団を率いてアスガルドに総攻撃を仕掛ける。しかし、それはすべてロキの計略であり、天使たちが攻撃を仕掛けたのは、オーディン・フォースに守護された打ち捨てられたかつてのアスガルドだった。オーディン・フォースによって跳ね返された攻撃で天使の軍団が壊滅状態に陥る中、ロキは打ち捨てられたアスガルドの廃墟に隠居していたオーディンを外の世界へと呼び戻す。

その頃、ソーも捕らわれの身から脱出し、再度アンジェラとの一騎打ちに及んでいた。そして、とどめの一撃を下そうとした瞬間、オーディンがその場に割って入る。オーディンは一目でアンジェラが実の娘であることを見抜き、結果的にアンジェラが天使ではなくアスガルド人であったことが天使たちの前で公然と明かされてしまう。仲間の天使たちに白い目を向けられながら、アンジェラは自分がアスガルド人であるはずがないと否定するが、女王はその言葉を聞き入れず、アンジェラをヘブンから追放する。憤ったアンジェラは、彼女をアスガルドに連れ帰ろうとするオーディンに食ってかかる。しかしオーディンは、彼女が拒むならば強制はしないと告げ、この場でこれ以上の戦火を広げないことを宣言する。

ロキは、仲間も故郷もすべて失い、確固たる自分を見つけるため己の運命に一人で立ち向かわねばならないアンジェラに対して、どこか共感のような気持ちを示しながら彼女を激励し、ソーとオーディンと共にヘブンを後にする。帰り道にオーディンは、自分の子どもたち全員に向けて、彼らのありのままのすべてを理解し、その上で彼らひとりひとりを愛しているとめずらしく父親らしい言葉を送る。驚くソーに、戸惑いを隠せないロキ。そして、事の始終を見ていたキング・ロキは、暗闇の中で口惜しそうに歯噛みするのだった。

AXIS 編集

ロキは、ラトヴェリアでドクター・ドゥームと乱闘を繰り広げていた。ドクター・ドゥームは、キング・ロキの策略によって、ロキがいつの日かラトヴェリアの終焉を招くと信じ込まされていたのだ。そこへマグニートーが現れ、チャールズ・エグゼビアの脳を取り込んだレッド・スカルのクローン「レッド・オンスロート」を倒すため共闘を呼びかける。レッド・オンスロートは、対ヒーロー専用兵器スターク・センチネルを率いていたためヒーロー達では歯が立たず、マグニートーは因縁のあるヴィラン達を呼び集めていたのだ。ドゥームとスカーレット・ウィッチがレッド・オンスロートの悪の心(レッド・スカル)と善の心(チャールズ・エグゼビア)を反転させる呪文を唱え、ロキはその場に集ったヴィランと協力してスターク・センチネルを倒した。しかし反転呪文の影響は予想以上に強く、ロキも含め、島にいたすべてのヒーローとヴィランたちに影響を及ぼす。善の心が反転したヒーローたちは独善の末に悪事に走りはじめ、反対に善の心を手に入れたヴィランたちは暴走するヒーローたちを止めるために動き出した。

反転したロキは心を入れ替えヒーローの道を歩み始めるが、ロキの「ヒーロー」としてのあり方は、お世辞にも真っ当なものとは言いがたかった。神である自分より身分の低い人間を見下しはじめたロキは、親友のヴェリティに背を向けて、これからは同じく反転したエンチャントレスと組むと言い出す。また、友人だったはずのローレライとシグルドを裏切り、アスガルドに連行して法の裁きを受けさせたことで、オーディンの失望と非難を買った。さらに彼は、過去に犯した幼い自分殺しの罪に対し、もはや罪悪感を感じることさえなくなっていた。反転呪文は心の悪の部分を善に変えたが、同時に善の心をも悪に置き換えてしまった。贖罪の道を歩んでいたロキは、オーディンに成長を認められていた善い側面をも失ってしまったのだった。

反転呪文によって悪人になったX-MENを止めるため、ロキは今は反転しているヴィランたちと再度手を組む。X-MENは、地球上の非ミュータントをことごとく抹殺する遺伝子爆弾を爆発させようとしていた。爆発は未然に防がれるも、反転したアベンジャーズがその場に現れ混戦が続く。ロキはムジョルニアを持つことができなくなったオーディンソン(ソー)が暴走し殺戮に走らぬよう、オーディンソンを騙して月面まで誘導する。月面でロキは、ソーがそれを持つに値しなくなった時に手放したムジョルニアを発見する。ロキは今にも自分を殺そうと向かってくる兄の前で、祈りを込めてムジョルニアを持ち上げると、黄金の鎧をまとった雷神「ソー」になり、はじめて兄を力で圧倒した。やがて地球で再反転呪文が唱えられると、ロキもオーディンソンも元通りの自分自身に戻る。過去の罪に対する悔恨の念が蘇った瞬間、ロキはすでにムジョルニアを持つにふさわしくない存在となっていた。

自我の死 編集

アパートに戻ってヴェリティに謝罪し、無事に彼女と和解したロキは、なぜか自分が嘘をつくことができなくなっていることに気がつく。理由はわからないが、それがどんなに小さな他人を傷つけない嘘であっても、真実以外を語ることができないのだ。そこへ、オーディンソンが先日の一件でロキへの謝罪を述べるために訪ねてくる。そしてオーディンソンとの会話中、ロキは自らの意に反して、とうとうキッド・ロキが辿った真の運命と自分の正体を明かしてしまうのだった。激怒したオーディンソンは、ロキを容赦なく打ちのめし、処罰を受けさせるためアスガーディアへと連れていく。

真実を聞かされたアスガルドの人々はロキを完全に見捨て、フレイヤは怒りに任せてロキを十王国から追放した。十王国の狭間を彷徨う中で、ロキはオーディンに出会う。オーディンは、ロキの成したことをすべて知ってもなお、彼を愛していることを認め、ロキを地球へ送り返す。そこで彼が試練を受けることを予言し、本当の自分らしさにふさわしい者となれと告げながら。マンハッタンの自室に戻ったロキは、そこで未来の邪悪な自分自身キング・ロキと対峙する。キング・ロキはロキを椅子に拘束し、彼自身の物語を語り聞かせる。→ロキ・ラウフェイソン(イコル)(アース14412)

キング・ロキが彼の真の物語を語る毎に、ロキの体はキング・ロキの辿った運命と同じように、自らの呪われた運命の象徴である炎に包まれていく。キング・ロキは、彼が初めてキッド・ロキに出会った秘密の間にロキの自我を転送させた。そこでは、過去の邪悪な自分と同じ長い角を持つ冠が台座に置かれ、オリジナルの「ロキ」とキッド・ロキの亡霊が現れて、ロキに二つの選択肢を示す。オリジナルのロキはその冠をかぶって「ヴィランであり嘘の神としての本性を受け入れること」を、キッド・ロキは彼自身がそうしたように「自分自身の手から世界を救うために、自ら消滅を選ぶこと」を。そこへ突然かかってきた魔法の携帯電話を通じてヴェリティに励まされたロキは、第三の道を選択する。

ロキは嘘の神だ。嘘とは、ひとつの物語にすぎない。物語は書き直したり、違った視点からストーリーを語りなおすことができるものだ。誰かが自分に望んで、当てはめて、勝手に押し込まれた役に留まり続ける必要など無い。ロキには自分を信じてくれる友人がいて、愛すべき兄がいた。自分の中に残ったわずかな大切なものを残して、これまでとは違った物語を語り、新しい自分になること。それがロキの選んだ選択だった。新しい自分らしさを見出したロキは、今の自分の象徴である片方の角が折れた冠を被る。そして、現実の世界でロキは燃え盛る炎に全身を焼かれ、キング・ロキの目の前で爆発し燃え尽きてしまう。キング・ロキは、ロキが自ら死を選ぶことで未来の可能性を破壊したのだと思い込み、心底口惜しがるのだった。

Last Days 編集

8ヶ月後、物語の神として生まれ変わったロキはベリティのもとへ戻ってきた。世界はインカージョンによる終焉を迎えようとしていた。ロキはベリティに自分の物語を語らせ、その間に彼女を魔法石の中に閉じ込めた。彼女を死から守るために。

(編集中)

All-New, All-Different 編集

力と能力編集

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能力編集

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強さレベル編集

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弱点編集

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装備品編集

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装備編集

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移動手段編集

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武器編集

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吹き出し編集

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ノート編集

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スタン・リーによる創作秘話編集

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トリビア編集

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参考リンクと出典編集

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More編集

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フットノート編集

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出典編集

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