ブロック・ラムロウ（Brock Rumlow）は、S.H.I.E.L.D.の対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.の中心人物であり、人間離れした身体能力を持っていてあらゆる兵器の扱いに精通しているトップエージェント。後にヒドラの一員であることが判明する。
バイオグラフィー[]
キャプテン・アメリカ：ザ・ウィンター・ソルジャー インフィニット・コミック[]
ある作戦の間、ラムロウはキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウを助け、盗まれたゾディアックの武器とその犯人の追跡を試みた。
ブロック・ラムロウ
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー[]
ラムロウとS.T.R.I.K.E.チームは、インド洋でS.H.I.E.L.D.の船、レムリアスター号をアルジェリアの海賊バトロックから救う任務を受けたスティーブ・ロジャース、ナターシャ・ロマノフと行動を共にする。任務の後、その船から回収した情報を元に、S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーはインサイト計画に対して懐疑的になる。フューリーを暗殺し(実際は生きていたが)S.H.I.E.L.D.を掌握した最高階級のヒドラ・エージェントであるアレクサンダー・ピアースの命令でラムロウとS.T.R.I.K.E.チームはS.H.I.E.L.D.本部トリスケリオンのエレベーター内でロジャースへの不意討ち攻撃を行うが失敗し、ロジャースはその場から脱出。その後、ラムロウ率いるチームはウィンター・ソルジャーと共に戦い、ロジャースとロマノフ、そしてサム・ウィルソンを捕らえる。だが、3人はマリア・ヒルの助けを借りて逃亡。ロジャースによるインサイト・ヘリキャリアへの攻撃の間、ラムロウはロマノフとフューリーを止めようとするが、ウィルソンと出くわす。2人は肉弾戦になるが、ヘリがトリスケリオンに突入するとウィルソンは窓から逃げ出し、建物は破壊される。ラムロウは救護隊員によって救助されるが、重度の火傷を負っていた。
火傷を負ったラムロウ
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ[]
ヒドラに回収されたラムロウはドクロをモチーフにペイントした戦闘服とマスクで重武装し、戦闘員を率いて世界中でテロ行為を行っていた。そんな中、ラゴスの研究所から生物兵器を強奪する作戦においてロジャースらアベンジャーズと戦闘になる。群衆の中に紛れた彼の盾に爆弾を付着させることで投げ捨てさせ、丸腰にして追い詰めた。だがロジャースには敵わず道連れにしようと自爆を試みる。ワンダのとっさの機転でラムロウは上空に投げ飛ばされ、群衆とロジャースは事なきを得るが、投げ飛ばした先には一般人が残ったビルがあった。11人が巻き込まれ、このことが国際社会がアベンジャーズに非難を浴びせるきっかけとなる。
キャラクター特徴[]
S.H.I.E.L.D.のテロ対策S.T.R.I.K.E.チームの訓練されたメンバーであるラムロウは、非常に優秀な兵士であり、アメリカのヒーローであるキャプテン・アメリカとともに戦った。結局、ラムロウはアレクサンダー・ピアースの命令に従うヒドラの支持者であることがわかり、キャプテン・ロジャースとナターシャ・ロマノフを複数回に渡って捕らえようとする。忠実なヒドラのエージェントであるラムロウ。インサイト・ヘリキャリア発進の制御を管理していたキャメロン・クラインに対して言う通りにしなければ殺すと脅迫した時のように、彼はヒドラに対して忠誠であり、深く貢献した。
力と能力[]
- 近接格闘能力：ラムロウは、恐るべき至近距離戦闘員である。S.T.R.I.K.E.チームがエレベーターでキャプテン・ロジャースと戦っている間、彼は長い時間、ロジャースから身を守ることができた。ラムロウは戦闘能力が高く、ロジャースたちにとって非常に危険な敵であった。
- 熟練した狙撃手：ラムロウは非常に正確な狙撃手で、攻撃に熟練している。
相関関係[]
- スティーブ・ロジャース／キャプテン・アメリカ – 仲間から敵に
- ナターシャ・ロマノフ／ブラック・ウィドウ – 仲間から敵に
- サム・ウィルソン／ファルコン –敵
- ニック・フューリー – ボスから敵に
- シャロン・カーター／エージェント13 – 同僚から敵に
- アレクサンダー・ピアース – ボス。死亡
- ジャック・ロリンズ – 仲間
- ジェームズ・“バッキー”・バーンズ／ウィンター・ソルジャー – 仲間から敵に
登場作品/俳優[]
マーベル・シネマティック・ユニヴァース（2映画）
- キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー – フランク・グリロ
- シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ – フランク・グリロ
マーベル・シネマティック・ユニヴァース（2コミック）
- キャプテン・アメリカ：ザ・ウィンター・ソルジャー・インフィニット・コミック（初出演）
- アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン・プレリュード –ディス・セプタード・アイル
舞台裏[]
ラムロウの役のためにニコライ・コスター＝ワルドー、ケビン・デュラン、ジョシュ・ホロウェイがスクリーン試験を受けた。
トリビア[]
映画『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』の後半に、ラムロウの衣装は、2つのホルスターに大腿骨をクロスしたロゴが入り、彼の別名クロスボーンズを現している。