『ハルク』(Hulk)は2003年のアメリカ映画。マーベル・コミックによるアメコミ『超人ハルク』の映画化作品。アン・リーによって監督され、エリック・バナ、ジェニファー・コネリーらが出演した。これを元にしたコンピューターゲームも発売されている。
ストーリー[]
遺伝子学者ブルース・バナーは、ある実験を行っていたところ、 大量のガンマ線を全身に浴びるという事故に見舞われる。 やがて彼の体内で異変が起き、“怒り”の感情を抱いた時、 彼の身体は緑色の醜く巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。 ブルースの意識をなくしたハルクは、 彼を捕獲しようとする軍の最新兵器を搭載したヘリやジェット機の攻撃も恐れず、 戦車の砲弾さえはね返してしまう。 もはや誰にも止められなくなったハルクだが、 ブルースに特別な想いを寄せる女性科学者ベティだけは彼を信じ、 なんとか救おうとするのだった。
キャスト[]
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ブルース・バナー/ハルク | エリック・バナ | 小杉十郎太 |
ベティ・ロス | ジェニファー・コネリー | 渡辺美佐 |
ロス将軍 | サム・エリオット | 小林修 |
グレン・タルボット | ジョシュ・ルーカス | 堀之紀 |
デヴィッド・バナー | ニック・ノルティ | 玄田哲章 |
若い頃のデヴィッド | ポール・キャシー | |
エディス・バナー | カーラ・ブオノ | 日野由利加 |
若い頃のロス将軍 | トッド・テーセン | |
10代のブルース | マイク・アーウィン | 高橋広樹 |
ハーパー | ケヴィン・ランキン | 松山鷹志 |
クレンズラー婦人 | セリア・ウェストン | 火野カチコ |
補佐官 | ダニエル・デイ・キム | |
警備員 | ルー・フェリグノ | |
警備員 | スタン・リー |
スタッフ[]
- 監督:アン・リー
- VFX:ILM
- VFXスーパーバイザー:デニス・ミューレン
- 特殊メイク:リック・ベイカー、KNB EFX
- 音楽:ダニー・エルフマン
その他[]
- コミックや関連グッズの売れ行きが良かった事から新作『インクレディブル・ハルク』の製作が決定したが、反面作品としての評価は高かったとは言えなかったためスタッフ、キャストを一新し、物語を完全にリセットしての再スタートとなった。本作とは異なり、敵役が登場しヒーロー物としての要素を強めている。
- 作品中にはアメリカ軍の配備としてM1エイブラムス、F-22ラプター、RAH-66コマンチが登場する。この映画が制作・公開されていた当時、RAH-66は実際にはまだ配備されていなかったが、結局2004年に軍は配備の中止を決定した。
- 2006年に公開されたワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTでは、主人公の友人のトゥインキーの愛車であるフォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランが、ハルク仕様に改造されている。
脚注[]
関連項目[]
- 超人ハルク (テレビドラマ)
- インクレディブル・ハルク (映画)
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