ティルダ・スウィントンはドクター・ストレンジにおいてエンシェント・ワンを演じる。
生い立ち[]
ロンドンにて、キャサリン・マチルダ・スウィントン(Katherine Mathilda Swinton)として生まれる。父方の祖先はスコットランドの名家、母親はオーストラリア人。1983年にケンブリッジ大学を卒業(専攻は政治学と社会学)。
キャリア[]
大学卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで演劇を学ぶ。長身、クールな風貌と知的な演技が評価され、魔女や天使、女王、女ボスなどキーマン的な存在感ある役柄が多い。
1980年代に映画監督のデレク・ジャーマンと知り合い、1986年に同監督作品の『カラヴァッジオ』で映画デビュー。以後、ジャーマン作品の常連となる。
1991年公開の『エドワードII』でヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞。
1999年公開の『ザ・ビーチ』でハリウッド進出を果たし、2001年公開の『ディープ・エンド』でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)の候補となる。
2005年公開の『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』では白の魔女を演じた。
2007年公開の『フィクサー』 でアカデミー助演女優賞と英国アカデミー賞 助演女優賞を受賞する。
1988年にはベルリン国際映画祭の、1998年にはヴェネツィア国際映画祭の、2004年にはカンヌ国際映画祭の審査員を務めている。
2009年のベルリン国際映画祭では審査委員長を務める。
主な出演作[]
1986 カラヴァッジオ Caravaggio
1987 アリア Aria
1988 ラスト・オブ・イングランド The Last of England
1989 ウォー・レクイエム War Requiem
1990 ザ・ガーデン The Garden
1991 エドワード II Edward II
1992 オルランド Orlando
1993 BLUE ブルー
ドキュメンタリー
1996 イヴの秘かな憂鬱 Female Perversions
1997
クローン・オブ・エイダ
Conceiving Ada
1998 愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 Love Is the Devil: Study for a Portrait of Francis Bacon
1999 素肌の涙 The War Zone
2000 ザ・ビーチ The Beach
2001 バニラ・スカイ Vanilla Sky
2001 ディープ・エンド The Deep End
2002 アダプテーション Adaptation.
2003 猟人日記 Young Adam
2005 コンスタンティン Constantine
2005 ブロークン・フラワーズ Broken Flowers
2005 ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女 The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch and the Wardrobe
2005 サムサッカー Thumbsucker
2007 ヒストリー・オブ・ゲイシネマ Schau mir in die Augen, Kleiner
ドキュメンタリー
2007 フィクサー Michael Clayton
2007
倫敦から来た男
A Londoni férfi
2008 ナルニア国物語/第2章: カスピアン王子の角笛 The Chronicles of Narnia: Prince Caspian
2008 バーン・アフター・リーディング Burn After Reading
2008 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button
2009 リミッツ・オブ・コントロール The Limits of Control
2009 ミラノ、愛に生きる Io sono l'amore
2010 ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島 The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader
2011 少年は残酷な弓を射る We Need to Talk About Kevin
2012 ムーンライズ・キングダム Moonrise Kingdom
2013 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive
2013 スノーピアサー Snowpiercer
2014 グランド・ブダペスト・ホテル The Grand Budapest Hotel