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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』Captain America: The Winter Soldier)は2014年のアメリカ映画。2011年の映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の続編でシリーズ2作目である。マーベル・シネマティック・ユニヴァースの9作目でもある。映画中では、キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウがウィンター・ソルジャーと名乗る暗殺者と戦う姿が描かれている。映画は2014年4月4日からアメリカで公開された。クリス・エヴァンスはスティーブ・ロジャースとして、セバスチャン・スタンはバッキー・バーンズ、スカーレット・ヨハンソンはナターシャ・ロマノフ、コビー・スマルダーズはマリア・ヒル、ヘイリー・アトウェルはぺギー・カーター、トビー・ジョーンズはアーニム・ゾラ、サミュエル・L・ジャクソンはニック・フューリーとして帰ってくる。映画はルッソ兄弟によって演出された。

ストーリー編集

ニューヨークの戦いから2年後、スティーブ・ロジャースはワシントンD.C.でジョギングをしていた。そのとき、後にサム・ウィルソンと名乗る男性を追い越して走る。ジョギングの後2人は立ち話をして意気投合。ウィルソンは元は落下傘部隊にいたが現在は退役軍人省にいると自己紹介。その後、任務に向かうためナターシャ・ロマノフがロジャースを車で迎えに来る。その任務とは、海賊に乗っ取られたS.H.I.E.L.D.の船、レムニア・スターから人質を救い出すこと。出動したロジャースとロマノフ、エージェント・ブロック・ラムロウ率いるS.T.R.I.K.E.チームは海賊と戦い人質を救い出すが、その最中、ロマノフには船からS.H.I.E.L.D.のデータをUSBドライブで持ち出すという秘密任務があった。

任務を終えたロジャースはS.H.I.E.L.D.本部のトリスケリオンに戻ると、嘘をついて人質を危険にさらしたとニック・フューリーに怒りをぶつける。情報は分断化する必要があると語るフューリーは、ロジャースにインサイト計画、テロ対策の強化として精密な長距離機関砲を装備した次世代型ヘリキャリア3機を偵察衛星のネットワークとリンクさせ、テロリストのDNAを衛星が検知したら速やかに先制攻撃するプログラムを紹介。ロジャースはフューリーに対して、S.H.I.E.L.D.がやっていることの先にあるのは恐怖だと言い、彼はロジャースに、S.H.I.E.L.D.は現実をありのままに見すえ希望的観測は持たないのだと言い対立。その後、ロジャースはスミソニアン博物館にあるキャプテン・アメリカの展示を訪れ、S.H.I.E.L.D.の創設メンバーの1人であり現在は病の床についているかつての恋人、ぺギー・カーターに会いに行く。

一方、フューリーはUSBドライブ内のデータが解析できないことを不審に思い、世界安全保障委員会の理事アレクサンダー・ピアースにインサイト計画の延期を申し出る。その後、フューリーがトリスケリオンからマリア・ヒルとの待ち合わせ場所に向かっている途中、ニセ警官とスワット・チーム・メンバーによって猛攻撃を受け、さらにマスクをした男に逃げ道を阻まれるが、フューリーはレーザーで地面に穴を開けその場から逃げ延びる。自分のアパートに帰り着いたロジャースは、廊下で隣人の看護師からステレオがつけっぱなしだと言われ、それをおかしいと感じた彼は窓から警戒して入るとそこにはフューリーがいた。フューリーは他に行くところがないんだと言いながら、携帯端末を使って「盗聴器が仕掛けられている」とロジャースに伝えるが、壁を通して数発の銃撃を背中に受けてしまう。彼は意識不明になる前にロジャースにUSBを渡し、誰も信用するなと言う。そこへ、ロジャースの隣人が飛び込んでくる。彼女は、S.H.I.E.L.D.特殊部隊のエージェント13で、フューリーからロジャースを護衛するよう命じられたいう。ロジャースは、フューリーを彼女に託し、狙撃手の追跡を開始。彼はマスクの男に向けて盾を投げるが、男は金属の腕で盾をつかまえ投げ返して姿を消した。病院に運ばれたフューリーは、午前1時3分に死亡を宣告される。フューリーの死を看取ったロジャースはラムロウから本部に戻るよう言われ、自動販売機の中にUSBを素早く隠す。

ロジャースがトリスケリオンに戻ると、待っていたのはアレクサンダー・ピアースだった。ピアースは自分がフューリーの最も古き友人の1人で、誰が彼を殺したのか知りたいのだと言う。彼はさらに、自分とフューリーはリアリストであり、より良い世界を作るには時に自分の手を汚さなければならないということをよく分かっていたんだと口にする。ロジャースはUSBのことは隠し、誰も信用しないようにとフューリーから言われたと彼に話す。ピアースのオフィスを出てから乗ったエレベーターの中がS.T.R.I.K.E.エージェントたちで一杯になり、エージェントたちは自分を捕まえるために集まっているのだと察したロジャースは、逮捕されることを避けるためにすべてのエージェントを倒し、外に飛び出したところをクインジェットにも攻撃されるが本部から逃走する。その夜、ピアースの自宅にマスクの男が現れ、2人が話しているところを見た家政婦をピアースが撃ったとき、ピアースがマスクの男を雇っていたのだと明らかになる。

病院に戻ってきたロジャースは、自動販売機からUSBがなくなっていることに気づく。USBはロマノフが取り出していて、彼は一連の出来事について彼女が何か知っているのではないかと問い詰める。彼女はフューリーを殺したのはウィンター・ソルジャーとして知られる暗殺者であり、以前に出くわしたことがあるのだと話す。ウィンター・ソルジャーを追うため、ロジャースは彼女を信じて行動を共にすることにした。2人はUSBから情報を引き出そうとアップル・ストアに向かい、USB内のファイルの出所を見つける。ロジャースとロマノフを追いかけるラムロウと彼のS.T.R.I.K.E.チームは彼らのすぐそばまで迫るが、人混みの中、ロマノフはロジャースにキスをすることでラムロウたちの目をそらさせた。

彼らは車を盗み、自分たちの生き方について話しながらファイルの出所へ向かう。そこはロジャースが第2次世界大戦の間に訓練を受けた古いトレーニング施設だった。 彼らは、古いS.H.I.E.L.D.のオフィス内の秘密の部屋に古いコンピューターが並んでいるのを見つける。 そこにUSBを挿入するとコンピューターの電源が入り、「自分はアーニム・ゾラだ」とコンピューターから彼らに話しかけはじめる。ゾラはナチスから生まれた組織・ヒドラの科学者で、第2次世界大戦の後S.H.I.E.L.D.に雇われ、ゾラが末期の病だと分かった70年代に彼の頭脳をデータバンクとして残したのだという。そして新たなヒドラを寄生虫のようにS.H.I.E.L.D.の中に育てていったのだと語る。ヒドラは歴史がいうことをきかないときは歴史を変え、人類が安全を得るために自ら自由を差し出すように仕向けてきたのだという。彼らにハワード・スタークの記事を見せ、それは彼の死が事故ではなかった可能性を示唆していた。ゾラはインサイト計画のアルゴリズムも書いたという。しかし、ロジャースとロマノフがもっと情報を聞き出す前にS.H.I.E.L.D.が施設に短距離ミサイルを発射。彼らは爆発の中を逃げ延び、サム・ウィルソンにかくまってもらう。周りがすべて敵だという2人にウィルソンは、自分がファルコン(翼のあるジェットパックを装着した飛行隊)と呼ばれている軍のプロジェクトの一員であったと打ち明ける。

レムニア・スターで海賊の人質だったエージェント・ジャスパー・シットウェルもヒドラの一員だと見抜いたロジャースとロマノフは、ウィルソンの手を借りてシットウェルをビルの屋上に連れ出す。3人でシットウェルを脅し、ゾラのアルゴリズムとは何かを聞き出す。それはインサイトのプログラムで、アルゴリズムで標的を選ぶのだという。その標的とは、ヒドラにとって脅威となるものであり、キャプテン・アメリカ、ブルース・バナースティーブン・ストレンジの名前も挙げる。また、過去を分析して未来を予測するアルゴリズムによって、将来脅威となる存在も標的だという。これはヘリキャリアで何百万もの罪のない人々が殺されることを意味していた。ヘリキャリアを止めるために移動中、シットウェルはウィンター・ソルジャーに殺されてしまう。ウィンター・ソルジャーと彼の部下が激しい攻撃を仕掛ける中、ロジャースはウィンター・ソルジャーのマスクを奪い取り、彼が友人で戦死したはずのバッキー・バーンズだと気づく。だが、バッキーはロジャースが分からないまま姿を消し、ロジャース、ロマノフ、ウィルソンはS.T.R.I.K.E.エージェントたちによって捕らえられる。

拘置バンで搬送される途中、エージェントの1人に紛れ込んでいたマリア・ヒルに助け出されたロジャース、ロマノフ、ウィルソンが秘密の施設へ向かうと、そこには死んだはずのフューリーが待っていた。彼はブルース・バナー用の抗ストレス薬テトロドトキシンBを使い、脈を毎分1回に減らすことで死んでいるかのように見せていたのだ。インサイト計画開始まで1時間しかないなか計画を止めるには、ヘリキャリア3機の照準捕捉システムのブレードを別の3つのブレードに差し替えなければならなかった。戦いに向かうのにスーツがなかったロジャースは、博物館のキャプテン・アメリカの展示に侵入してディスプレイのスーツを持って行った。一方、戦いでキズを負ったウィンター・ソルジャーは、ロジャースが誰なのかを周囲に尋ねる。彼は、ヒドラのロシア師団が電車から落ちた後に我が身にしたこと、ゾラが彼の左腕を切断してそれを金属製に換えたことをフラッシュバックで思い出す。年をとらないように、任務の間は低温タンクに入れられていたことも記憶していた。ピアースは、記憶が戻り始めているウィンター・ソルジャーの記憶を再びリセットする。

インサイト計画を見守るために世界安全保障会議(WSC)のメンバーはトリスケリオンに到着。彼らはピアースから生体認証のバッジを渡され、ピアースのオフィスに案内される。その頃、ロジャースとウィルソンはトリスケリオンに押し入り館内のマイクを奪う。ロジャースはすべてのS.H.I.E.L.D.エージェントに向け、S.H.I.E.L.D.はヒドラに乗っ取られていてアレクサンダー・ピアースがリーダーだと語りかける。そしてヒドラではないエージェントたちに向けて、インサイト計画の中止に協力してくるよう頼む。ラムロウとその部下は制御室に入り、ヘリキャリアの発進を強制。エージェント13はキャプテンの命令だから発進はできないと立ち上がり、撃ち合いが勃発。そのさなか、ラムロウは自分でヘリキャリアを強制発進させる。ピアースはWSCメンバーに銃を向けるが、WSCメンバーの1人に化けていたロマノフが彼を阻止。ロマノフはS.H.I.E.L.D.の、そしてヒドラの全ての機密をネットに流そうと、その暗号化を解除するためにフューリーを呼び寄せる。切羽詰まったピアースは胸のバッジでWSCメンバーを倒しロマノフを人質に脱出を試みるが、ロマノフが自分のバッジを無効化させ、フューリーにピアースを射殺する機会を与えた。

ウィルソンは戦いながらヘリ2機のブレードを交換するが、最後の1機を前に彼のスーツはウィンター・ソルジャーによって損害を受けパラシュートで降下、そこでラムロウたちとの戦闘になる。ロジャースが最後の1機の中に向かうと、そこにはブラック・ソルジャーが待ち構えていた。ロジャースは戦いのさなかでもバーンズがロジャースの友人だと思い出させようと試みる。ヘリキャリアが標的を捕捉する直前、ロジャースは複数の銃弾を受けるが、何とかブレードの交換に成功。ロジャースは気絶する前にバーンズに対して「最後まで一緒だ」と、バーンズが数年前ロジャースにかけた言葉を口にする。ヒルは地上から危険なヘリキャリアを攻撃して破壊。ロジャースとバーンズが乗っていたヘリキャリアが爆発したあと、2人は川に落下。バーンズは川の中からロジャースを引き上げ、彼を救って姿を消す。 ヘリの1機はトリスケリオンに衝突して、トリスケリオンは崩壊。ファルコンは41階の窓から飛び出し、フューリーとロマノフのヘリに救われる。ラムロウは瓦礫の下敷きになるが、後に助け出された。

しばらくしてロジャースが目覚めるとS.H.I.E.L.D.は大きく変化していた。ロマノフは審議会で情報機関のすべてを破壊したことを責められるが、彼女は私たちを投獄することはできない、なぜならこの世界は私たちが必要だからと答える。一方、ニック・フューリーは公式に「死亡」していて、眼帯もサングラスに替え自分が生きていることに関する全ての証拠を隠滅。フューリーはロジャースとウィルソンに、自分の消息について聞かれたら死んだと言ってくれと話す。ロマノフは自分の全ての秘密がネットにさらけ出されたことで、新しいアイデンティティーを求めていた。またロジャースは、ウィルソンの助けを借りてバーンズを探すことを決意するのだった。

ヒドラのある研究基地。ロキの槍を手に入れ、実験を行っているヴォルフガング・フォン・ストラッカー男爵がいた。ヒドラはかつてないほど強大な力を手に入れたと言い、「もはやスパイとヒーローの時代ではない。これからは奇跡の時代だ。奇跡ほど恐ろしいものはない」と語る。その視線の先の部屋には、目にもとまらない速度で走り回っている者が、もう一方には、ブロック3、4個を宙に浮かべて操っている女性がいた。彼らは双子で、ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー)とワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)であることを意味した。

(エンドロール後)スミソニアン博物館のキャプテン・アメリカの展示を見て歩くバーンズが登場。彼は、自分自身のプロフィールを読むために立ち止まる。


キャスト編集

  • ペギー・カーター:ヘイリー・アトウェル
  • アレクサンダー・ピアース:ロバート・レッドフォード

プロダクション編集

マーベル・シネマティック・ユニバースとの関連性編集

トリビア編集

ギャラリー編集

ビデオ編集

トレイラー編集

クリップ編集

インタビュー編集

外部リンク編集

出典編集

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