JRXL、 ヴァリアブル・スレット・レスポンス・バトルスーツまたは「ウォーマシン」は、着用した者に超人的な強さと耐久性だけでなく、レーザーガイド付きの武器を与える、ソーラー充電式の鋼鉄製アーマーである。
経歴[]
アイアンマン[]
スタークとの友情[]
ジェームズ・ローズはアメリカ空軍中佐である。彼はトニー・スタークの業績をたたえるセレモニーに出席したが、スターク自身はその場にいなかったので、スタークの右腕であるオバディア・ステインが代わりに賞を受け取った。ローズはスタークがカジノで遊んでいるのを発見する。
スタークはスターク・インダストリーズのミサイルをアメリカ軍に紹介するためアフガニスタンに赴いて姿を消した。ローズは彼を捜索。テロリストによる監禁から逃れ、傷だらけの状態で砂漠を歩くスタークを発見した。
帰国したスタークは兵器製造からの撤退を宣言し、ローズに新たな個人的計画の助けを求めた。ローズはその計画に反対。スタークがショックのあまり一時的なトラウマに陥っているのだと考えた。
アイアンマン・アーマーを着たスタークがアフガニスタンでの戦闘から帰還。その姿を2機のF-22戦闘機が目撃し、ローズに伝えられた。ローズはスタークに電話で問いただし、最初はスタークも否定するが、すぐに「未確認飛行物体」の正体は自分であることを明かす。
ローズはスタークが謎の兵器を開発したこと、彼がその中に入っていたことを知り怒りと恐怖を覚えた。アイアンマンは一機のジェット機にぶつかって翼を破壊。パイロットは脱出したがパラシュートが開かなかった。スタークは急降下してパラシュートを開かせパイロットの命を救う。スタークはローズにこれは「トレーニング・エクササイズ」だと語った。
スタークとステインの戦いが終わった後、ローズはスタークのマンションを訪れ、アイアンマンのスーツを装着した彼を見て驚く。スタークが飛び去ると、ローズはスタークが先に開発していた試作型アーマーを見て「また今度だ」とつぶやくのだった。
その後、ローズは記者会見で事件について説明するが、スタークは自分がアイアンマンであると公表する。
アイアンマン2[]
ウォーマシン[]
半年後、スタークの無茶な言動に困らせられながらも彼との交流を続けていたローズだったが、合衆国政府から「スタークがアイアンマン・アーマーを手放すよう説得せよ」と圧力をかけられていた。誕生日パーティで酔っ払ってアイアンマン・アーマーを着たスタークを止めるため、ローズはアイアンマン・マーク2を着用せざるを得なかった。仲介は戦闘に発展してしまい、スターク邸は破壊され、ローズはマーク2を装着したまま飛び去った。
取り上げられたマーク2はエドワード空軍基地でジャスティン・ハマーの手により重装備のウォーマシンへとグレードアップされ、ローズをパイロットとしてスターク・エキスポで展示された。しかしスーツはイワン・ヴァンコに操られ、ローズの意思とは関係なくスタークを攻撃してしまう。ナターシャ・ロマノフがウォーマシンのソフトウェアを再起動し、操縦はローズの手に戻った。彼はスタークとチームを組んで無人のドローン、そしてヴァンコに戦いを挑んだ。
アイアンマン3:プレリュード[]
スタークは、ジャスティン・ハマーがウォーマシンに「アップグレード」したすべてのものを取り外し、兵器のない状態にした。ローズがこれをスタークに指摘すると、スタークはローズのために特別にウォーマシン2.0をデザインしたことを明らかにした。
単にスタークが自分の作品の一つを捨てたくなかったために、そのプロトタイプは彼の格納庫に追加されることになった。
ローズは、他国にいるハマー社の兵器を持ったテン・リングスのテロリストたちを倒すためにウォーマシンを装着する。ウォーマシンはテロリストを探し出し、謎に包まれたテン・リングスを追い求めた。チタウリがニューヨークに侵入するまで、ウォーマシンはアジアでテロリストと必死に戦っていた。スタークはローズに助けを求めたが、ローズの帰還が超音速でも1時間以上かかると知り、諦める。テロリストとの戦いをアジアで終え、ローズがニューヨークに戻ると、戦いはすでに終わっていた。アベンジャーズに紹介されたシャワルマレストランで、彼はスタークの所在を突き止める。
アイアンマン3[]
ローズの新しいウォーマシン2.0は政府によって塗り替えられ、アイアン・パトリオット(鋼鉄の愛国者)と改名された。(ただし市民からの反応はさほど良くなかったようである)アイアン・パトリオットは、テロリスト、特にマンダリンとの戦いで活躍した。しかし、マンダリンの一味であるエリック・サヴィンによってパトリオットのアーマーが奪われ、さらにアメリカのエリス大統領までが捕らえられてしまい、フロリダの石油採掘地で、パトリオットを装着した大統領が殺されるのをテレビ中継する計画に利用されそうになる。
スタークとローズは、フロリダ沖のタンカーで大統領を救出。ローズは、大統領を安全な場所へ避難させるためにアイアン・パトリオットを使う。「クリーン・スレット・プロトコル」が命じられた後で、パトリオットを含むアーマーはすべて破壊された。
アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン[]
ふたたび元と同じ塗装のウォーマシンが登場。ウルトロンによる攻撃に対し、S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアと共に、ローズは新たなアベンジャーズに参加した。
キャプテンアメリカ:シビル・ウォー[]
新たにウォーマシンMk.3を使用し賛成派として活動。ソコヴィアでの戦いにおけるウルトロンのキルカウントのマークをプリントしている。
アーマー[]
- アイアンマン・マーク2:酔ったトニーを止めるために戦った後、スターク邸から持ち去られた。
- マーク1:アイアンマン・マーク2の修正版。ジャスティン・ハマーの改造により武器を追加され、アップグレードされた。
- ウォーマシン2.0プロトタイプ:ウォーマシン・マーク2のプロトタイプ。スタークの作ったアーマーのひとつで、正式名称はアイアンマン・マーク22 ホットロッド。軽量化とファイアパターンの塗装が施されている。
- マーク2:スタークによって、ローズのために作られたスーツ。アジアでテロリストと戦った。後にアイアン・パトリオットにアップグレードされる。
- アイアン・パトリオット:マーク2を、赤、青、白の星条旗カラーで塗り替えたもの。
- マーク3:戦車のような重厚なデザインで、スタンロッドを装備している。
登場作品[]
- マーベル・スタジオズ(映画4作品)
- アイアンマン2-マーク1(アイアンマン・マーク2修正版)
- アイアンマン3-アイアン・パトリオット(ウォーマシン・マーク2を塗り替え)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンー(ウォーマシンマーク2)
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(マーク3)
- マーベル・スタジオズ(コミック1冊)
- アイアンマン3プレリュードーマーク1とマーク2
舞台裏[]
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トリビア[]
- ローズとトニー・スタークは、それぞれマーク2とマーク4を着用しているとき大体同じ身長である。しかしマーク2の様々な修正により、ローズ(ウォーマシン着用)のほうがスターク(マーク4着用)より少し身長が高くなっている
- ビデオゲームや塗り絵のようなグッズ内のヴィジュアルでは、ミニチュア・ミサイル・ランチャーがアーマーの左肩についていない
- アーマーはアイアンマン2において「ウォーマシン」とは呼ばれない。しかし、スタークがローズに以下のように詰めよった。「お前はウォーマシンになりたいか?やってみろ